ヴィヴィアン・マイヤーを探して

2018年03月14日

レンタル屋で、何気なくピックアップした作品です。

何のことやら、さっぱりわからんけど『特異な才能』って何やろ?ってのが選んだ理由かな。


オークションで偶然買った中に、写真があり、結構いいのだけど、誰の取ったものだろう?


から始まって、個展開くわ、本人探すわ、彼女の人生探すわ、まあ、この映画もドキュメンタリーなんで、最初っからそのつもりありきの、まあ、猪突に猛進、アメリカーンな感じでした。こういうところ、アングロサクソンかなんかは、分かりませんが、迷うことなく、『良かれ』と思える、思考パターンがアメリカの凄いところなんでしょうね。


全編観て、まとまって、彼女の作品、夥(おびただ)しい写真群、映像なんかも撮っていて、まあ、冒頭から登場する写真家お二人の意見もさもありなんという感じの素晴らしいようには思えましたが。


特異なもの、奇異な事、芸術とはそういう突出した内面の衝動、個性の枠を飛び越えた、表現の羅列、といったイメージがあります。ピカソのキュビズムの絵画なんかがその代表で、みんなああいうイメージなんだろうなあ、という気がします。だから、奇想天外、精神の魑魅魍魎(ちみもうりょう)感が凄いです笑


しかし、ピカソを評して無明を描く人、あまり評価しない、という評論を読んで少し感じ入るところがありました。

芸術とは、そう大層な難解な世界でもないし、もっと近づいて、気軽に評価してみてもいい、素晴らしいのは結構だけれども難解合戦はどうもなあという気がします。


でも、彼女の写真は確かに良い、この話の展開、アメリカ人の感性には付いてイケないものを感じましたが。。。。

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