僕は君たちに武器を配りたい

2018年03月17日

昨日、Bookoffで200円にて購入した本である。2011年に出た本のようだ。今から6,7年前の学生というか就活生に向けた本のようである。まあ、我ながら粗いとは思いますが、10分ぐらいで読んでしまいました。こんなの読んだうちに入らないとは思いますが、忘れてもさして困らない程度の内容だと偉そうに思ってます。

基本経歴、いや、著者の、マッキンゼーと出てくれば、大前研一然(しか)り、まあ、残念な雰囲気が漂うのである(自分調べ)

今の学生や、就活生(こんな言葉我々の頃は無かったと記憶していますが)の実情なんて知らないのですが、大前程度の法螺吹きは世の中に沢山居て、この著者もそうですが、不安を煽(あお)るビジネスの存在を書いてあったので、自分達は、そういう人種の対極にいると思ってはる模様でした。なんたって『武器を授ける』ですから。レットブルが『翼を授ける』なんてCMやってましたが、あんな感じなんでしょうか。一見世相を斬って、世界の動向にも詳しく、金も持ってはるでしょうが、何というか、『人を知らない』感じがします。

世の中の動きを簡略化して、俯瞰(ふかん)で眺めるセンスは、一応あるみたいなのですが、俯瞰で終わっている、情に薄い感じがします。何もパワーエリートが、人間味が無いとかのヒューマニズムの話ではないつもりです。人の構造や情の機微に薄い感じがするのであります。

まあ、彼等に踊らされている人達も実際には一定数居て、商売として成り立っているのだから、まあ、文句言う筋合いはないのですが。

インターネットの導入時期に、ジャンク情報が溢れるとよく問題になっていた気もしますが、マッキンゼーなんてのも、ジャンクに含めて差し支えないんじゃないか、と個人的には思います。この本の著者の事は、全く知りませんが、大前のことも少ししか知りませんが、まあ、ジャンクでいいんじゃないの。100年も経てば完全に消滅するような薄い価値観を相手にする程暇ではない。

お前に云われたないわ。

仰る通りで御座います、私もそう思います。

アイ、シンク、SO

ボロクソゆうてますが、いい線いってるんですよ、良い感じの事は云ってはるんですよ、とはホンマに感心することは多々あるんですよ、実は。

ただ薄い。そこがね。

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