VRとAIがもたらす輝ける未来への不安

夢と現実との境界線が、その距離をどんどん縮め、現実可能性のあるイメージがどんどん膨らみ、現実と夢との間の行きかうスピード感にやられ、陶酔し、没頭する。

やがては埋没してしまうが如く、『イケるイケてる世界』が広がってくる。人類未踏の地をいとも簡単に『突破』してしまうのです。

『楽園』なのでしょうきっと。先人の英知と今を生きる人々との奇跡の結晶がみられるかも、です。

しかし、耐えられるのでしょうか？

人の内面の耐性は、それ程Toughでしたっけ？皆々様方。「慣れるまでは、多少、お時間が掛かるかもしれません、が、皆様ご安心ください、その少しの辛抱が云々」

は何時の時代もよく聞く詐欺師の常套句であります。

『多少の血』程度の問題で済めばいいのですが、今回のは、今回のやつの癖の悪さは、きっと『無痛の代償』と考えられるところです。知らず知らずのうちに、えらいところまで持って行かれてしまう、と考えられるところです。

「そういうものなのだよ、イノベーションの革新とは。」と訳知り顔が沸いて出てくると思いますが、これは第二の詐欺師集団です、お気を付けください。多分、過去の経験則は今回役に立ちそうにありません。

新たな『哲学』が必要なのです。人が人として終わってしまう可能性を含んでいるのですから、人々の結束で成し得た奇跡を更に昇華させた『新しい考え方』が必要なのです。

なんなのでしょうか、これは。今朝散歩の途中で浮かんだホンの一瞬のイメージを書き起こした妄想の一端の表現という結晶。かも（笑）